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召喚教師リアルバウトハイスクール:学園アクションコメディの最高峰!

こんにちは。織田龍馬(@mousou_univ)です。

 

今日は、ずーっとkindle unlimitedにて、昔読んでいたラノベを一気読みしてました。

今日は、召喚教師リアルバウトハイスクールの紹介をします!

 

ライトノベルが好きな方

・学園もの・アクション・コメディ小説が好きな方

・ロー・ファンタジーが好きな方

におすすめです。

 

それでは、よろしくお願いします!

 

 

作品紹介

タイトル:召喚教師リアルバウトハイスクール

作者:雑賀礼史さん

イラスト:いのうえ空さん(リンクは本人のXにとびます。)

初版:1996年

巻数:合計27巻(本編19巻+外伝8巻)→続編2巻

レーベル:富士見ファンタジア文庫

 

あらすじ

召喚教師リアルバウトハイスクール』(以下、リアルバウト)は、学園アクションコメディファンタジー小説となります。

以下、あらすじはWikipediaから引用。

時は1996年。海外で流浪の旅を続けていた南雲慶一郎は、母校・大門高校の恩師である藤堂からの依頼で教師として日本に帰ることになった。日本に帰国直後、ソルバニアの巫女・レイハに呼ばれて封魔獣を倒し、再び元の世界に戻った直後の現場を偶然通りすがった御剣涼子に見られて一悶着を起こす。

かつて世話になった鬼塚家で再び居候をすることになった慶一郎は大門高校の2年B組の担任に就任。そのクラスには涼子の他にも、学校一の問題児であり、藤堂が認める格闘センスを持つ男・草彅静馬がいた。

(引用ここまで)

 

織田とライトノベルとの出会い

織田は、高校になるまで、ライトノベルというものを読んだことがありませんでした。

ライトノベルとの出会いは、高校1年生のときでした。

 

高校入学2日目。

新しいクラスが発表され、さあ周りはどんな人がいるんだ…?友達できるかな…とドキドキワクワクしていたのを覚えています。

 

ただ、生粋のコミュ障だった織田。誰に話しかけることもできず…

周りを見てみると、同じ中学の出身だったり、すでにお互い意気投合した人たちがおり…和気あいあいと過ごすクラスメイトの姿が。

いかん!このままだとぼっちの高校生活の第一章が始まる!

と危機感を覚えた織田。

すぐ後ろの席に座っている男子のようすを見ると…

黙々と彼は本を読んでいました。

そこで思ったのは…

「なんだこの小説?アニメの絵がついているぞ…?」

と不思議に思った織田は、意を決して、そいつに話しかけてみました。

「それ、なんて本?」

自己紹介もせずに、いきなり読んでいた本のタイトルを聞くというコミュ障満載な切り出し方をしたのです。

そこで彼が読んでいた本は…

でした。

正直、毛ほどもライトノベルに、いや小説に興味のなかった織田でしたが、

こいつ(失礼w)との共通の話題を持って、友だちになろう!

とと思ったのでした。

幸い、彼にその本を貸してもらい、その本を読みふけったわけです。

そこで織田はすっかりライトノベルのとりこになってしまいました。

ライトノベルって、面白い!」

・わかりやすいキャラクター

・独特な世界観

・少年漫画をほうふつとさせる展開

すっかりはまってしまい、気づけば書店でいろいろなライトノベルを探すようになりました。

 

そこで見つけたのが、当時8巻まで出版されていた召喚教師リアルバウトハイスクール」(以下、リアルバウト)でした。

 

織田と「召喚教師リアルバウトハイスクール」との出会い

なぜ、数あるライトノベルの中から、「召喚教師リアルバウトハイスクール

」(以下、リアルバウト)を読む気になったのか?

それは…

当時はまっていた格闘ゲームと名前が似ていたからです。

 

私は、小学生のころからSNK格闘ゲームが大好きでした。

餓狼伝説シリーズ

 

 

 

龍虎の拳シリーズ

 

・そして、ザ・キング・オブ・ファイターズシリーズ

 

自分の手で等身大のキャラクターを操作し、相手をKOする楽しさが大好きでした。

当時はゲームセンターで100円片手によくプレイしていたものです。

 

そのSNK作品の中に、「リアルバウト餓狼伝説」というゲームがありました。

 

この作品の存在を知っていたからこそ、

召喚教師リアルバウトハイスクール=格闘もの」だとピーンと来たんでしょう。

この小説は、自分の好きな格闘系の小説に違いない!と。

そうしてあらすじもろくに確認しないまま、リアルバウトを手に取ったのでした。すると一気にドはまり。この作品に惚れすぎて、自分で二次創作小説まで作ったくらいです。

 

リアルバウトの見どころ

個性的なキャラクター達

リアルバウトの面白いところは、魅力的なキャラクター達にあります。

丁寧なキャラクター描写はもちろんのこと、いのうえ先生のイラストもとても素敵!

ガチムチ教師が主人公

まず、主人公がガチムチ英語教師です。

↓の真ん中に仁王立ちしているのが、主人公・南雲慶一郎(なぐも・けいいちろう)

「え!?ライトノベルの主人公って、少年か少女じゃないの!?」と思っていた織田は、その主人公設定からして度肝を抜かれました。

しかも

・仙術気功闘法「神威の拳」を使いこなす(波〇拳とかを簡単に出せる)

・料理の腕はプロ級(作中でも世界各国の料理をいとも簡単に再現)

・英語ペラペラ(しかし、教えられるのは現地で通用する実用英語のみ)

・時々、異世界に召喚され、怪獣と戦う

まさにスーパー超人といえる主人公です。

 

サムライガール

↓がリアルバウトのヒロイン・御剣涼子(みつるぎ・りょうこ)

別名「サムライガール

サムライにあこがれ、日々剣術を磨いている「カッコイイ女の子」です。

リアルバウトは彼女の成長譚でもあります。

どうかっこいいかは、ぜひ本編を読んでみてください。

また、リアルバウトはアニメ・漫画にもなっているのですが、両方とも涼子が主役となっています。彼女の人気がうかがえます。

 

熱血天才格闘野生児高校生

もう一人、慶一郎・涼子のライバル・草彅静馬(くさなぎ・しずま)

↓の左側、青い髪をした少年です。

静馬は、慶一郎と対照的なキャラクターです。

慶一郎が「静」「冷」なら、静馬は「動」「熱」といった感じです。

キャラクター造形からして、これはKOFの草薙京だろ!!

と真っ先に思いましたが、実は違うようです。(作者の雑賀さんもそのことについて触れています)

また、コメディリリーフの役割も担っています。

物語は、この3人を軸として進んでいきます。

 

その他、個性的なキャラクターがたくさん出てきて、覚えられないくらい。

どのキャラクターも立っており、さすが雑賀先生のなせる業といえます。

 

こんな高校に行きたかった!と思わせる学園生活描写

リアルバウトの舞台は主に「大門高校」です。

この大門高校、都立高校という設定ですが、

・校長公認のもと、ケンカを行ったり(しかも特設リングや実況中継入り)

・校外から現れた人物を招き入れ、そのまま主人公と戦わせたり

・突然怪獣に学校が襲われたり

・ファンタジー世界に学校ごと転移したり

と、現実に存在していたら、まず間違いなく教育長が毎日謝罪会見を開くレベルで、いろいろなことをやらかしている行っている高校です。

「学生時代に、こんな高校だったら楽しかっただろうなぁ…」と思うほど、学園生活の描写が濃厚です。当然、出てくる教師陣も一癖も二癖もある連中です。

 

生きること、闘うことの意味

リアルバウトの話には「生きること、闘うことの意味」というテーマが根幹に存在しています。

主人公を含め、破天荒な登場人物たちばかりですが、ただただ戦うだけでなく、それぞれ「生きる意味」「闘う意味」を自問自答し、時に悩みながら、成長していく姿が丁寧に描写されています。

・キャラクターたちがそれぞれ抱える「正義」や「悪」とは何か

・「強い」ことと「正しい」ことの意味

・なんのために拳(技)をふるうのか

初版発行から約25年たった今でも、実に考えさせられるテーマです。

 

おわりに~混沌としている現代だからこそ、リアルバウトを読む価値はある~

今回、約20年ぶりにリアルバウトを読み返してみました。

昨今の「カワイイ」「萌え」な展開とは程遠い(雑賀先生、いのうえ先生スミマセン)作品ですが、全体的に「カッコイイ」「熱い」作品だなということを改めて感じました。

「リアルバウト」=「真剣勝負」という意味だそうです。

リアルバウトのキャラクターたちは、毎日をそれぞれの形で、「真剣勝負」している――

混沌としている現代社会の中で、今の自分は、リアルバウト=真剣勝負できているかな?

人生生きていれば、楽しいことも、悩むこともいろいろあります。そんなとき、この作品を読んで少しでも前に進めるように――

この作品には、そういったパワーがあります。

ぜひ、この記事を読んで、前向きに生きるヒントをたくさん貰ってほしいなと思います。

 

また、雑賀先生による続編も出版されています。

 

本編から数年後の時系列となります。気になる方は読んでみてください。

 

追記:読みながら考えた妄想

1996年に出版されたリアルバウトシリーズ。

主人公・南雲慶一郎は出版当時29歳。現在(2024年)になおすともう57歳(!)

雑賀先生、「召喚教師リアルバウトハイスクール~30 years ago~」ってなタイトルで、さらなる続編(外伝?)書いてくれないかなぁー。

(雑賀先生!二次創作書いてみていいですか!?)

 

今日も読んでいただき、ありがとうございました。